テープライターの中森です。
どんな仕事や職業にだって、それぞれ向き不向きはあるものです。
テープ起こしという仕事は、それが顕著にでてしまいます。そこで本日は、テープ起こしに必要なスキルを私なりに少し検証してみることにしました。
出典元:写真AC
話し手の声を聞き分ける
まず、テープ起こしの仕事をする上でもっとも必要なスキルというのが、話し手の声を聞き分けることができることでしょう。これについては、作業の基本となるからです。
検索能力
次に必要になってくるのが、聞いたことがない言葉でも正しく調べられることです。何故なら、テープ起こしを依頼するクライアントの案件にはいろいろな分野があるからです。
講演や会議、雑談をはじめ、講義、シンポジウムなど多種多様のため、聞いたことのない言葉や言い回しというのが必ずといっていいほど出てきます。
そのため、作業をする上で情報を検索したり調べたりすることは日常茶飯事のため、検索能力がなければ話にならないというわけです。
国語力
また、多くのテープライターが新聞やニュースを毎日見ているように、新しい話題や情報を追いかけることも必要です。特に新聞は情報もさることながら、漢字や読みがなの勉強にもなります。
録音された音声をテキスト化する上では、国語が得意だとかなり有利になります。
タイピング力
タイピングスピードも重要になります。ブラインドタッチでの入力は必須条件といえます。
テープ起こしを職業にしたいのなら、最低限、これらのスキルは必要になります。